Linuxmaniaトップ活用ガイドスロットローディング方式のドライブでDVD-RWを焼く時のエラーを防ぐ方法

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■スロットローディング方式のドライブで DVD-RW を焼く時のエラーを防ぐ方法(Fedora,Ubuntu,CentOS)


 LinuxMania 相ノ坂モデルが採用している DVD ドライブ「UJ-845B (UJ-845S)」は、
 スロットローディング方式のため、一般ユーザで DVD-RW を作成すると
 最後のリロード時にエラーが出てしまいます。

 DVD-RW 作成に使用するソフトに対し、DVD ドライブが
 スロットローディング方式であることを通知することにより、
 エラーを防ぎます。

 なお、LinuxMania 相ノ坂モデルをお買い上げのお客様は、
 作業していただく必要はありません。
 以下の内容はLinuxmaniaリカバリディスクに収録されております。


手順


1. コマンドを打ち込むため、端末を起動します。

 メニューの [アプリケーション] → [システムツール] → [端末] を実行します。



2. 以下のコマンドを実行するには、管理者権限が必要です。

 suコマンドを実行し、root(管理者)になります。

[user@localhost ~]$ su -
パスワード: (管理者用パスワードを入力します)
[root@localhost ~]#

 管理者権限を得るのに成功すると、プロンプトが$から#に変化します。



3. テキストエディタで以下のファイルを作成・編集します。

[root@localhost ~]# gedit /usr/local/bin/growisofs &

 ファイルには以下の内容を書きます。

#!/bin/bash
/usr/bin/growisofs -use-the-force-luke=notray $*

 編集が終わったら、保存してテキストエディタを終了します。



4. 作成したファイルに実行権限を与えます。

[root@localhost ~]# chmod 755 /usr/local/bin/growisofs



5. 再起動します。



6. これで、一般ユーザで DVD-RW を焼く時にもエラーが出なくなります。




[作成日 2007/7/29]