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■EclipseでAndroid開発環境を作ってみよう

はじめに

Androidとは、Google社が提供する携帯電話向けのプラットフォームです。ここではその開発環境の構築方法を紹介いたします。

開発環境の準備

Linux上のEclipseを利用して開発環境を構築していきます。そのために必要なソフトウェアは以下のとおりです。

  • Eclipse3.4
  • Java5
  • Android SDK
  • Eclipse用のAndroid Development Tools(ADT)

※ここでは、EclipseとJava5のインストールについては省略いたします。Linuxmaniaマシンではプリインストールされます。

Android SDKのダウンロードおよびインストール

下記のリンクからAndroid SDKを入手してください。Android SDKダウンロードページ

Android SDKダウンロードページ
図1 Android SDKダウンロードページ

ここでは、Linux用のandroid-sdk-linux_x86-1.0_r1.zipを選択してください。 Linux用のモジュール
図2 Linux用のモジュール

ダウンロードしたファイルを任意の場所に展開してください。これでインストールは完了です。
ここでは、/home/user1以下に配置しています。
また展開してできたディレクトリー名をandroidとリネームしています。 Android SDKのインストール
図3 Android SDKのインストール

Android Development Toolsのインストールおよび設定

Eclipseを起動し、Help > Software Updatesを選択してください。
使用可能なソフトウェアのタブを選択し、サイトの追加を押すとダイアログが表示されますので以下のURLを入力してください。

  • https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/

ソフトウェア更新
図4 ソフトウェア更新

追加された項目にチェックをつけてインストールを押下してください。
反映させるためにはEclipseの再起動が必要です。

プラグインのインストール
図5 プラグインのインストール

次に先ほどインストールしたAndroid SDKへのパスを設定します。
ウィンドウ > 設定を選択し、Androidの項目を選択します。
SDK Locationの部分に先ほど展開したAndroid SDKへのパスを入力してください。

Android SDKのパス設定
図6 Android SDKのパス設定

以上でAndroid開発環境の準備ができました。

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