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■『LinuxMania LiveOS 猫鼬』を使おう!


ここでは、LinuxMania LiveOS 猫鼬(NekoItachi) の使用方法について説明します。


LinuxMania LiveOS 猫鼬 とはLiveOS 猫鼬 使用方法



『LinuxMania LiveOS 猫鼬』は、Linuxmania で購入可能な USBメモリキーの Live OSです。 OS と Office などのアプリケーション環境をそのまま持ち運びでき、 パソコンさえあれば、どこでも自分環境で作業ができます。
単に OS やアプリの起動が USBメモリキーからできるだけではなく、
作業したデータを同一のメモリキーに保管することができる のが特長です。

LiveOS 猫鼬 使用方法製品には、USBメモリ環境を復旧するためのLiveOS DVDも付属しています。

LinuxMania LiveOS 猫鼬 には、

・BIOS が USBデバイスからの boot をサポートしているマシン

が必要となります。

また、LiveOS 猫鼬 をお使いいただくには、

・メモリを 1GB 以上搭載しているマシン
(USBメモリキーからの起動時はスワップ領域の容量を確保できないため、メモリの容量には余裕をお持ちください)

を推奨します。

LiveOS 猫鼬 使用方法


起動手順

USB メモリキーからの起動、DVD からの起動とも、
右のようなブートローダの画面が表示されます。
Enter キーを押すか、何も操作をせずに 30 秒経つと、
次へ進みます。

LiveOS 猫鼬 起動画面01
起動しない場合はこちら


Ubuntu 10.10 が Live 起動します。

※データ保存領域を暗号化している場合には、ここでパスフレーズの入力を求められます。詳細についてはこちら

LiveOS 猫鼬 起動画面02

デフォルトでは、「Live session user (ubuntu)」という管理者権限の ユーザで自動ログオンし、デスクトップが表示されます。

LiveOS 猫鼬 起動画面03


シャットダウンについて

作業後は、通常通りシャットダウンを行ってください。
シャットダウンが終わりマシンの電源が切れたら、もう USB メモリ キーを取り外しても大丈夫です。

LiveOS 猫鼬 シャットダウン画面


ユーザについて

デフォルトでは、「Live session user (ubuntu)」という管理者権限のユーザで自動ログオンし、デスクトップが表示されます。 このユーザにはパスワードを設定することができません。
以下の手順で、お使いになるユーザを作成し、ログイン画面を設定することができます。


1. お使いになるユーザを作成します

メニューバー [ システム > システム管理 > ユーザとグループ ]からお使いになるユーザを作成します。
[ アカウントの種類 ] を「管理者」に設定します。

※手順の詳細は、こちらをご覧ください。

LiveOS 猫鼬 ユーザー作成画面


2. 自動ログインを無効にします

メニューバー [ システム > システム管理 > ログイン画面 ] で、ログイン画面の設定をします。
[ ロック解除 ] ボタンを押し、「ログイン選択画面を表示する」をチェックします。


【ご注意】
ユーザを作成しないで自動ログインを無効にするとログインできなくなってしまいますので、必ずユーザを 作成してからログイン画面の設定を行ってください。

LiveOS 猫鼬 システム管理画面


3. 自分のユーザーでログインします

Live session user (ubuntu) をログアウト(またはユーザ切り替え、 再起動など)し、先ほど作成したユーザでログインします。

LiveOS 猫鼬 ログイン画面


USB メモリキーへのインストール

1. DVD から『LinuxMania LiveOS 猫鼬』を起動します。


2. USB メモリキー(1.3GB 以上)を挿入します。

USBメモリキーはFAT32ファイルシステムでフォーマットされているものをご用意ください。 (市販されているUSBメモリキーの多くは、すでにFAT32でフォーマット済みで販売されていますので、 フォーマットの形式が不明であれば特に気にされる必要はありません)


3. メニューバーより [ システム > システム管理 >スタートアップ・ディスクの作成 ] を起動します。

LiveOS 猫鼬 スタートアップ・ディスクの作成01


4. [ 使用するディスク ] の欄から、USB スタートアップ・ディスクを作成する領域を選択します。

「/dev/sdX(環境により異なります。以下の例では『/dev/sdb』になっています) 」が USB メモリキー本体、 「/dev/sdX1」が USB スタートアップ・ディスクを 作成する領域になります。「/dev/sdX1」を選択してください。

LiveOS 猫鼬 スタートアップ・ディスクの作成02


5. データ保存領域を設定します。

LiveOS 猫鼬 スタートアップ・ディスクの作成03

「データ保存領域を確保し、行われた変更を保存する」が選択されていることを確認し、[ 確保する容量 ] をお好みに より調整してください。

※ FAT32 ファイルシステムの仕様により、データ保存領域の最大サイズは 4GB となります。


LiveOS 猫鼬 ログイン画面

データ保存領域を暗号化する場合には、チェックボックスを選択し、暗号化に使用するパスフレーズを入力します。

※ データ保存領域を暗号化の詳細についてはこちら


6. [ スタートアップ・ディスクの作成 ]ボタンを押すと、USB メモリキーへのインストールが始まります。

LiveOS 猫鼬 システム管理画面


データ保存領域の暗号化について

起動時にはパスフレーズの入力を求められます。 「Enter passphrase for LUKS:」のように入力を求められたら、データ保存領域の作成の際に設定したパスフレーズを入力してください。


※ パスフレーズを3回誤ると起動は失敗し、以下のようなエラーが表示されます。 (iunitramfs) Can not luksOpen /dev/loop1 on /dev/mapper/casper-rw-crypto この (iunitramfs) のプロンプトでは、reboot コマンドで再起動することができます。
LiveOS 猫鼬 システム管理画面


・暗号の強度について

cryptsetup にて、aes-cbc-essiv:sha256 を使用しています。 AES CBC ESSIV 256bit の暗号自体は 2010 年現在において最も安全性の高いもののひとつです。


※ 使用の際には、パスフレーズの長さと難しさが事実上のセキュリティ強度となります。


・暗号化される内容について

ユーザホームやデスクトップを含め、Live 起動中にルートファイルシステムに保存されたすべてのデータは、USB メモリキー内の casper-rw ファイル1つの中に保存されます。この casper-rw ファイル自体をパスフレーズを鍵として暗号化します。

※この機能は、USB メモリキーの紛失や盗難の際にセキュリティを提供するものです。USB メモリキーがお手元にある間の通常の操作 (Web への投稿やメール送受信など)の暗号化に関しては、必要に応じて別途対処をお願い致します。

※ initrd イメージは暗号化されません。カーネル更新などで initrd イメージが更新された際には、/bin, /sbin, /etc, /lib など init に必要な ディレクトリにあるファイルは、USB メモリ内の initrd.gz ファイルとして書き出されます。

※ デフォルトの OS のデータなどは暗号化されていません。これらのデータは USB メモリ内の filesystem.squashfs ファイル内に格納さ れていますが、このファイルは暗号化されていません。なお、このファイルは読み込み専用であり、Live 起動後にこれら OS のデータを編集した場合には、データ保存領域に格納されます。


注意点

・起動に使用している USBメモリキーへの直接の書き込みや取り外しはできません。
・起動したマシンに搭載されているハードディスクドライブに対しての読み書きも可能です。しかしハードディスクにインストール済みの OS 関連ファイルなどを編集すると、ハードディスクからの起動が できなくなる可能性があるので注意が必要です。
・FAT32 ファイルシステムには、1 ファイルの最大サイズが 4GB までという仕様があります。 そのため、USB メモリキーに作成されるデータ保存領域の最大サイズも 4GB までとなります。


Ubuntu 10.10 LiveOS by Linuxmania が起動しない場合

0) 起動時にF12キーなどを押して、起動デバイスを選ぶことが出来るPCも数多くございます。まずはPCの操作方法をご確認ください。

BIOS の設定画面から、USBエミュレーションタイプ、USBデバイス起動優先設定の項目を以下の手順で設定を変更してみて下さい。
※BIOS 画面の表記はマザーボードによって変わりますので、詳細はお使いのマザーボードの説明書をご確認ください。

ここでは マザーボード Intel DG45ID の場合を例に、設定方法をご紹介いたします。


1)
マシン起動直後、BIOS 画面が表示されます。
以下のように「BIOS Settings: < F2 >」という表示が出たら、F2 キーを押します(マザーボードによって表示や押すキーは変わります)。

BIOS設定画面 トップ

BIOS 設定のメイン画面が表示されます。

BIOS設定画面 トップ


2)
[ Boot > USB Mass Storage Emulation Type ] を 確認します。
[ All Fixed Disc ] 以外が表示されていたら、Enter キーを押して設定ウィンドウを開きます。

USB Mass Storage Emulation Type 確認画面


3)
[ USB Mass Storage Emulation Type ] を [ All Fixed Disc ] に指定します。

USB Mass Storage Emulation Type 設定画面


4)
同様に、[ Boot USB Device First ] が [ Disable ] になっていたら Enter キーを押して設定ウィンドウを開き、 [ Enable ] に指定します。

Boot USB Device First 設定画面


5)
[ Exit > Exit Saving Changes ] を選択し、[ Yes ]が選択されていることを確認して Enter キーを押します。

BIOS設定 保存


以上で、USB デバイスが優先的に起動されるようになります。




[作成日 2010/11/24]