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■ DVD-RWに繰り返し書き込みできない場合の対処法(Fedora,Ubuntu,CentOS)


 Linux で DVD-RW に繰り返し書き込みを行うためには、Restricted Overwrite モードで
 フォーマットされている必要があります。

 新品 の DVD-RW は Sequential モードでフォーマットされていますので、
 dvd+rw-format コマンドを使用してフォーマットしなおす方法を紹介します。

 なお、Fedora 標準のライティングソフト [CD/DVD 作成] を用いて
 Sequential モードのメディアに書き込んだ場合、1回めの書き込みには成功しますが、
 2回めの書き込み時にエラーが発生してしまいます。



手順


1. DVD-RW を入れます。



2. コマンドを打ち込むため、端末を起動します。

 メニューの [アプリケーション] → [システムツール] → [端末] を実行します。



3. DVD-RW のフォーマットを確認します。

[guest@localhost ~]$ dvd+rw-mediainfo /dev/dvd

[Mounted Media] の行に「DVD-RW Sequential」という文字列があれば
Sequential モードでフォーマットされています。



4. Restricted Overwrite モードでフォーマットします。

[guest@localhost ~]$ dvd+rw-format -force /dev/dvd



5. 完了です。

[guest@localhost ~]$ dvd+rw-mediainfo /dev/dvd

[Mounted Media] の行に「DVD-RW Restricted Overwrite」と表示されているはずです。




[作成日 2007/7/30]