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Linuxmaniaトップ活用ガイドOpen WebUI ナレッジ機能プロンプト機能の目的と使い方

■Open WebUI ナレッジ機能プロンプト機能の目的と使い方


はじめに

ここでは、Open Web UIの「ナレッジ (Knowledge)」と「プロンプト (Prompts)」について紹介します。


◆「ナレッジ (Knowledge)」

「ワークスペース」内の「ナレッジ (Knowledge)」(またはナレッジベース)は、Open WebUIにおける「RAG(検索拡張生成)の中核管理センター」です。
ナレッジは、「AIが参照する専門辞書や資料集を、用途別にパッケージ化して管理する」場所です。
「ナレッジ」機能を使うことで、Llama 3は「一般的な知識しか持たないAI」から、「あなたの手持ちの資料をすべて把握している専属アシスタント」へと進化します。


1. 主な目的:情報の「構造化」と「再利用」

単にファイルをアップロードするだけではなく、大量の資料を特定のテーマごとにグループ化し、必要な時に必要な知識だけをAIに引き出させるのが目的です。



2.「ナレッジ」の具体的な使いかた

ステップ1:ナレッジの作成

ステップ2:チャットでの呼び出し(RAGの実行)
作成したナレッジは、チャット中に簡単に呼び出せます。

ステップ3:モデルへの紐付け(自動RAG)
前述の「カスタムモデル」作成画面で、この「ナレッジ」をあらかじめセットしておくことができます。


3.「ドキュメント」と「ナレッジ」の違い

以下のような違いがあります。
機能 役割 イメージ
ドキュメント 個別のファイル管理 1枚1枚の「書類」
ナレッジ ファイルの集合体(バインダー) 1特定のテーマでまとめた「本棚」


4.便利な活用シーンの例



◆「プロンプト (Prompts)」

「ワークスペース」内のプロンプト (Prompts)」機能は、簡潔に申し上げますと「よく使う指示(命令文)の定型文テンプレート集」です。
Llama 3を使っている中で何度も使用している指示は、登録して / コマンドにすると便利です。

1. 主な目的:入力の効率化と標準化

「プロンプト」機能を使うと、チャット欄で / (スラッシュ) を入力するだけで、複雑な指示を一瞬で呼び出せます。


2. 「プロンプト」の作り方と設定項目

「プロンプトを作成」画面では、以下の要素を設定します。


・便利な「変数」機能
プロンプトの中に [text] や {{input}} といったプレースホルダー(変数)を含めることができます。
こちらを使うと、コマンドを呼び出した後に「どの部分を処理するか」をその場で入力できるようになります。


3. 具体的な活用例

例えば、以下のようなプロンプトを登録しておくと非常に捗ります。

例A:翻訳・リライト
例B:コードの解説(プログラミング用)


4. 実際の使いかたの流れ



5. 「モデル(Models)」機能との使い分け

以下のような使い分けをします。
モデル (Models):
 AIの「人格・専門性」を丸ごと切り替える。
 例)「あなたは常に英語で答える翻訳家です」という状態にする。

プロンプト (Prompts):
 普段の会話の中で、「特定の作業(タスク)」を手軽に頼む。
 例:普段は雑談しているが、今だけ「この文を要約して」と頼む。

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[作成日 2026/04/02]