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■LinuxでMySQLを使ってみよう(CentOS)

データベースの作成およびテーブル作成

今度は新規データベースを作成してみましょう。
管理ツールのメニューよりCatalogsを選択してください。 データベース追加
図13 データベース追加

そこで右クリックをしてコンテキストメニューよりCreate Sehemaを選択してください。
入力プロンプトが表示されますのでそこにデータベース名をいれてOKを押してください。 入力プロンプト
図14 入力プロンプト

新しく作成したデータベースが追加されました。 データベース追加
図15 データベース追加

次に新規データベースにテーブルを追加してみましょう。
Create Tablesを押すとTable Editorが表示されます。 Table Editor
図16 Table Editor

以下のような内容でテーブル名を作成してみましょう。

  • テーブル名 : USERINFO
  • カラム1 : ID int
  • カラム2 : NAME varchar(128)
  • カラム3 : MAIL varchar(128)

IDの部分には、主キーであることを示すためのPrimary Keyと自動生成列であるためのAuto Incrementにチェックを付けてます。
入力が完了したら、Apply Changesを押してテーブル作成は完了です。 カラムを追加した
図17 カラムを追加した

Table Editorを終了して管理ツールを見てみるとテーブルが追加されています。
あとは、データベースに対してユーザーの権限をあたえる必要があります。
それに関しては、管理ツール編のユーザー設定を参照してください。 テーブルを追加した
図18 テーブルを追加した

このようにMySQL提供のGUIツールを使うことで複雑なユーザー設定やデータベースの作成などが簡単にできます。

MySQLについて

MySQLは、高速であることが一番の特長です。
ですので、更新よりも参照が多用されるシステム(検索中心のアプリなど)に有効です。
ウェブシステムのRDBとして多用され、他アーキテクチャとあわせてLAMP*1と造語されるなど広く認知されています。 商用サイトYahoo!にも採用されているようです。
またMySQLは、トリガー*2やストアドプロシージャ*3をサポートしていませんでしたが
最近のバージョン5.0よりサポートするようになり機能面でも商用のRDBに追いつきつつあるといえるかもしれません。

  1. Linux, Apache, MySQL, PHP(Perl, Python)の頭文字からなる造語です。
  2. 表に対して更新(INSERT,UPDATE,DELETE)があった場合にその結果をもとに自動的に実行される機能です。
  3. データベースに対する一連の処理手順を一つのプログラムにまとめ、データベースに保存したものです。

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